【書籍紹介】『教養としての「半導体」』半導体のすべてが分かる入門書

半導体のすべてが分かる入門書

本書は、半導体の基本から最新の産業動向までを網羅的に解説する入門書。
新型コロナ流行直後の「半導体不足」や米中の覇権争いが注目される中、半導体の役割や重要性が再認識されていますが、日常生活ではあまり馴染みがありません。
半導体の基本構造やメモリ、ロジック、CPU、MPUの違い、さらには製造工程について元技術者の著者がわかりやすく解説します。

また、半導体産業の全体像から複雑な産業構造までを徹底解剖し、インテル、サムスン、TSMC、エヌビディア、アームなど主要企業の役割や違いについても詳述。
半導体メーカー(IDM)、半導体製造装置メーカー、ファブレス、ファウンドリー、OSAT、EDAベンダー、IPプロバイダーなど各分野の特徴と主力企業も一挙に紹介しています。

著者は伝説的な技術者であり、日本の半導体が世界のトップシェアを誇った時代から現在まで半導体に携わってきました。
業界に長く携わってきたからこその深い視点やエピソードをふんだんに盛り込み、日本の半導体産業の凋落や「日米半導体協定」の影響、熾烈な競争の行方と日本勢復活のカギなど興味深い話題も豊富に取り上げています。
半導体の過去・現在・未来をシームレスにつかめる1冊。

おすすめのポイント

・日常生活であまり馴染みのない半導体の役割や重要性を再認識できる。
・半導体の基本構造やメモリ、ロジック、CPU、MPUの違いについて学べる。

・インテル、サムスン、TSMC、エヌビディア、アームなど主要企業の役割や違いを詳しく知ることができる。

・半導体の技術的側面とビジネス面の両方をバランスよく学ぶことができる。