おすすめのポイント
- 経営学の視点から日常生活を見直すことができる。
- 組織や個人の行動の背景にある理由を理解しやすくなる。
- 誤った経営概念による不条理や不合理を避ける方法を学べる。
- 価値創造の概念を理解し、自分と他者を同時に幸せにする方法を見つけられる。
一生モノの思考法で人生を経営する方法
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概要
本書は、東大初の経営学博士が明かす「一生モノの思考法」として、経営学の視点から人生のさまざまな場面を見つめ直すことの重要性を説明しています。
組織の上層部ほど無能だらけになる理由、張り紙が増えると事故も増える理由、そして飲み残しを置き忘れる夫が経営が下手な理由など、一見経営とは無関係に思える事柄が、実は深く関わっていることを解き明かします。
本来の経営は『価値創造(=他者と自分を同時に幸せにすること)という究極の目的に向かい、中間目標と手段の本質・意義・有効性を問い直し、究極の目的の実現を妨げる対立を解消して、豊かな共同体を創り上げること』であると説きます。
この経営概念の下では、誰もが人生を経営する当事者となり、他者との関わりの中で自分自身の幸せを追求し続けることができるとのことです。